今回の極小長財布バタールで利用させていただく革は、新進工房代表であるヒロさん(仙入寛章)が「俺が知っている革で一番カッコいい」とお勧めしてくれた革になります!!
今回の極小長財布バタールで利用させていただく革は、新進工房代表であるヒロさん(仙入寛章)が「俺が知っている革で一番カッコいい」とお勧めしてくれた革になります!!
Beker社は1862年にイギリスで創業したタンナーさんです。160年以上の歴史のあるタンナーさんで革に詳しい人の間では「伝説のタンナー」と呼ばれています。
その理由は、鞣す方法が2,000年前から続く伝統を大切にしているからです。そうすることで、化学薬品を使用せず、環境負荷がかなり小さいとも評価されています。
Baker'sブライドルレザーは、約12年前にヒロさんがご友人のために制作したオリジナル作品(財布)の第一号で利用した革です!!
↑ヒロさんオリジナルの第一号
1万円がピッタリ入るまで小さくして、なおかつ使いやすくするのは試行錯誤の連続でしたが無事完成しました!
ラウンドジップの良いところはパッと開いて何がどこにあるか一目瞭然なところ!
大きく開く設計なので、何がどこに入っているかすぐにわかります。
「極小長財布 batard-バタール-」はカードを重ねても1つ1つのカードスペースが独立した構造になっているためカード同士が密着しません。
立体構造で設計されたカードポケットは取り出しやすい構造となっております。
長財布の魅力はなんといっても収納力。
従来のラウンドジップ長財布では無駄になっていたスペースを削っただけなので、コンパクトなのに大容量を実現することができました。
従来までのラウンドジップ長財布は小銭入れが深くて見えずらく、取り出しにくいものが多かったです。
【従来までのラウンドジップ長財布の場合】
しかし、「極小長財布 batard-バタール-」なら無駄なスペースがないのでコインの取り出しが容易です。
キャッシュレス時代に大量の小銭は不要です。
小銭スペースを小さくすることで、取り出しやすくしました。
「極小長財布 batard-バタール-の場合」
ラウンドジップの長財布を使っていて、お札の端が折れてストレスを感じた経験ありませんか?
原因はマチに使われている革がお札の角に接触することでした。
マチと呼ばれるパーツを小さくしたことで、お札に角にマチが接することがなくなりスマートにお札を収納することができるようになりました。
お札ストッパーを付けたので、お札がファスナーに挟まってストレスになりません。
コンパクト財布ではあまり入れることが出来なかったレシートや領収書も「極小長財布 batard-バタール-」なら入れられます!
カードポケットの裏側にもポケットがあります。
ファスナーは高級感のあるYKKの「エクセラ」を採用しました。
キラキラと輝くシルバーカラーの金属ファスナーは、高級感と耐久性を兼ね備えたYKKが生んだファスナーです。
「極小長財布 batard-バタール-」はオールレザーの長財布なのに、不必要なパーツを取り除くことにより、なんと「約150g」と、とても軽い財布にすることができました。
金属の引手は小さめなので、大きめの引っ張りやすい革の引手へ変更できます。
革の引手の方が金属の引手に比べてひとまわり大きいサイズとなります。
内装も全てベイカー社ブライドルレザーで製作致します。
【サイズ】タテ 8.5㎝ ヨコ 18㎝ 厚み 1.8㎝
【重さ】約 150g
「極小長財布 batard-バタール-」にご興味を持っていただき、ありがとうございます。
【MADE IN JAPANを世界へ!】を合言葉に、大阪府柏原市で革小物を作っている新進工房です。
斜陽産業と言われている日本の革職人業界を少しでも盛り上げたいと考えています。
財布は機械で作る事が出来ません。一つ一つ、職人の手によって作られています。人の温かみがこもった作品をお届けできればと思います。
新進工房【革職人の裏側】というチャンネルで、YouTubeの配信も行っておりますので、お暇なときに観ていただければ、こんなに嬉しい事はございません。
お客様の手に届くまでに多くの中間マージンや物流コストが発生しています。それに比べて新進工房の仕組みはシンプルです。
出来上がった作品を直接お客様にお届けするので作品の品質以外にかかる余分なコストをカットして良い作品をお安くお届けしています。
自社工房でスタッフ一丸となって一生懸命作らせていただいた作品を長く気持ちよく使っていただきたいとの一心で新進工房では一生涯無料で作品の修理させていただきます。保証内容に内容につきましてご不明な点等ございましたお気軽にお問い合わせくださいませ。(修理の際に発生する送料はお客様負担となります。)
作品は完成後すぐに発送させていただきます。完成後、人の手が加わることなく置いたままにしていると革の油分が抜け、パサパサになり弱くなってしまいます。お客様に直接お届けする工房だからこそ、できたてをお届け出来ます。
「作品は職人一同、力を合わせて製作しています。皆様に喜んでいただける作品をお届けできるよう、僕が責任をもって、頑張ります。」(職人 良馬)
タンナー、革問屋、裁断屋、資材屋、革職人このうちの誰かひとりでも手を抜いてしまうと良い革製品を作ることができません。
みんなが一流の仕事をしてくれる信頼関係があるからこそ新進工房は良い革製品を作ることが出来ています!
日本の職人を育てたい。
言うのは簡単です。でもこれを実現することは本当に長く辛い道のりであることも承知しています。
かつて日本の企業は物が売れて生産が追い付かなくなると海外へ生産拠点を移していきました。そして、日本で革業界の職人は減少していき、今や日本の革職人の平均年齢はおよそ70歳になっています。
減少した大きな理由は、2つだと考えています。
1つ目、自分の子どもには職人を勧めないから、70歳代の次の世代は職人がほぼいないから。
2つ目、何も知らない僕たちの世代は職人のお仕事だけでは食べていくことが出来ず、志半ばで職人をやめてしまうから。
これらは日本で生産しても、海外の工賃と闘わなくてはいけない為、下請けでは食べていけないからです。
このような負のループによって「日本で職人が育たない」といった現状が生まれています。
しかし、僕たち新進工房の夢は「世界で活躍する日本の職人集団を作る」ことです。
大きな理想や信念を持っても、心が折れそうなことは山ほどあります。
お金の事、納期の事、社内の職人との衝突。。。
これらの問題は、海外へ仕事を出せば問題は解決することが多いです。でもそれをすると日本で職人が育ちません。つまりは夢を諦めることになります。
だから僕たちは踏ん張るんです。
お客様からご意見を受けることもあります。
夜遅くまで兄弟喧嘩をする事もあります。
本当に辛くて投げ出したくなることもあります。
それでも、最終的には世界に誇れる日本の職人集団を作るんだ!夢は絶対に諦めないんだ!
と兄弟、スタッフ一同でお互い奮い立たせ、毎日の仕事に励んでいます。
納期を遅れないよう業務内容を見直し、他の職人の仕事の仕方を勉強しに訪問したり、工場見学に行ったり、エクセルを使って納期から逆算して前倒しで作業に入れるよう職人を教育し、理解してもらう。
当たり前の事を当たり前に出来るよう、何度もぶつかっては少しずつ前進しています。
出来なかった事を達成できた時の喜びは本当になにものにも例える事が出来ない感動があります。だから、僕たちはこれからも日本で職人が育てられるよう全力で取り組んでいきます。
この文言は、シンプルですが僕たち職人にとっては大きな夢です。
これを合言葉に、僕たち兄弟だけでなくスタッフ一同、みんな一丸となって、斜陽産業と言われているこの日本の革職人業界を盛り上げていこうと考えています。
父のジーパン屋さんから名前を引き継ぎました。今日は名前だけでも覚えていただけると嬉しいです。
(新進工房 仙入兄弟 兄)
皆様こんにちは!
新進工房カスタマー担当の石橋大吉と申します!
気になることがなくても、用事がなくてもお電話いただけると、とても嬉しいので、皆さまお気軽にお電話ください!
ご連絡お待ちしております!
お電話番号は072-968-8181です!
宜しくお願い致します!