こっちは戦争をしているんだぞ！！！

おはこんばんにちは(^^♪

今朝を見上げれば広がる鈍色の空。

昨日の八尾市の夜は局所的な大雨により、洗濯物が干せなかったので、今朝こそは干してから出勤しようと考えていたのですが、今にも降り出しそうな曇天の空と洗濯物は水と油ほどの相性なので、干すことは断念して出勤しました。

途中に寄ったコンビニで朝ごはんとお昼ごはんを選んでいれば、レジにいる店員の女性と男性のお客さんらしき人が会話をしていました。

会話内容が否が応でも耳に入ってきたので、聞いていれば店員さんは男性のお客さんになにやら同僚の不満を並べ連ねて話しています。

男性のお客さんだと思っていた人は、おそらくそのコンビニの夜勤明けで私服になりたての店長さんなのでしょう。

つらつらと並べられる不満に耳を傾け、うなずくだけの店長。

予定調和の会話を続けるレジの店員さんと店長。

この予定調和の会話になんの意味があるのかと思いつつ、僕は買うモノを一通り腕の中に集めたのでレジに向かいました。

そうすれば、店員さんと店長の会話は一旦休止して、僕のレジ打ちを始める店員さん。

アイスコーヒーを買ったので、レジ横のコーヒーメーカーでアイスコーヒーのLサイズのコップにLサイズ分のアイスコーヒーを注ぎ入れました。

Lサイズのアイスコーヒーを片手に外へ出れば、空はまだ鈍色に広がっていました。

後ろを振り返れば(音すらは聞こえませんが)、店員さんと店長がさっきの話の続きをしているようでした。

アイスコーヒーを相棒にドライブがてらの出勤道中、さっきのコンビニであった光景と同じような体験を多くしたことがあるな～と思いました。

「トイレ掃除私ばっかりしてます！！」

「あの人はいつも仕事が終わってから、なぜすぐに帰らないのですか！！？？」

「虫が入ってくるから窓という窓全てに網戸をつけて！！」

遅刻したスタッフさんに対して遅刻した理由を聞いた際の返答で

「結婚できるか考えていたら、昨日寝れませんでした。」と答えられた時。

そういう話を持ち掛けられた時、僕はいつも心の中でこう思っています。

(こっちは戦争をしているんだぞ！！！)

資本主義経済において自分で商売をするというのは言い換えれば戦争をしているのと同じようなものです。

ましてや成長産業でもない、どちらかといえば間違いなく斜陽産業である皮革業界でこちらは戦っているのです。

例えるならば、

『敵陣を落とすべく、戦線にて昼夜を問わず戦術、戦略を練っている最中に一報が入り、聞けば敵陣がこちらの陣地へ攻撃を仕掛けようとしている報告が入る。負けるべからずとこちらからも迎え撃とうと出陣の準備をしている最中に「隊長！！すみません！！先ほど蚊に刺されて、刺されたところが赤く腫れてきてとても痒いです！！！どうすればいいでしょうか？」

この問いに対しておそらく、隊長は軍曹に対してこう言うと思います。

「こっちは戦争をしているんだぞ！！！」』

そんな感じです( ﾟДﾟ)

この文脈で合っているかどうかはわからないのですが、人の本質を見抜く有効な方法は「その人の悩み事を聞くこと」だと僕は思います。

ささやかですが、今朝のコンビニの店長の背中が僕の心に染みわたった話でした( ﾟДﾟ)